- "The world is a stage, and the stage is a world of entertainment!
世界は舞台であり、舞台はエンターテイメントの世界なのだよ!"
That's Entertainment (題名: "Hazbin Hotel Pilot") は Hazbin Hotel.シリーズのパイロット版です。 Vivziepop’s Official YouTube Channel で2019年10月28日に公開されました。
概要[]
地獄の女王、Charlie Magne(チャーリー・マグネ)が、悪魔達を更生させ、彼女の王国の人口過剰を平和的に解消するという、不可能に思える目標を追い求める姿を描きます。天使達による毎年の虐殺の後、彼女は天国への「チェック・アウト」を願いホテルをオープンします。地獄の大半は彼女の目標を嘲笑いますが、彼女の献身的なパートナーのバギーと、成年映画のスターのエンジェル・ダストが、彼女の側にはついています。ラジオ・デーモンと呼ばれる強大な存在が彼女の目標に協力することで、彼女の不可能だった夢は、実現するチャンスを得ることとなります。
登場[]
キャラクター[]
- ハズビンホテルの従業員たち
- Angel Dust
- Sir Pentious
- The Egg Bois
- Cherri Bomb
- 666ニュースのアンカー達
- Katie Killjoy
- Tom Trench
- Magne家
- Lucifer Magne (声無しカメオ出演)
- Lilith Magne (絵画、言及)
- von Eldritch家
- Helsa von Eldritch (声無しカメオ出演)
- Seviathan von Eldritch (絵画)
- Bethesda von Eldritch (絵画)
- Fredrick von Eldritch (絵画)
- Razzle and Dazzle
- Travis
- Crymini (声無しカメオ出演)
- Baxter (シルエットのみ)
- Mimzy (声無しカメオ出演)
- I.M.Pの従業員
- Rosie (声無し)
- 3大V
- Vox (声無しカメオ出演)
- Valentino (声無しカメオ出演)
- Velvet (声無しカメオ出演)
- Zillion (声無しZoophobiaカメオ出演)
- Exorcists (声無しカメオ出演)
- その他の地獄の住人たち
場所[]
- Hell (初登場)
- Pride Ring
- Pentagram City
- The Clock Tower
- Jackpot Hotel
- Porn Studios
- Devil's Diner
- Rosie's Emporium
- The Red Room Cocktails
- Killer Club
- Mimzy's Club
- Pot Shop
- Nightmare Night Club
- Radio Hack
- Klub Kaiju
- Evil Donuts
- The Hazbin Hotel
- 666 News Studio
- Pentagram City
- Pride Ring
- Tentacle Monster Dimension (初登場)
- Heaven (カメオ)
物[]
- Magne家のリムジン
- Angel Dustの武器
- Cherri Bombの爆弾
- Sir Pentiousの飛行船
- Vaggieの銛
- Magne家の肖像画
音楽[]
歌[]
- "I'm Always Chasing Rainbows"
- "Inside of Every Demon is a Rainbow"
- "Alastor's Reprise"
曲[]
- "Spider Provider"
- "Fifty Shades of Egg"
- "Send News"
- "Please Don't Sing"
- "Professional Bitch"
- "Charlie's Monologue"
- "We Have a Gay Spider"
- "One Little Brawl"
- "In the Arms of an Angel"
- "Hey Mom"
- "The World Is a Stage"
- "The Radio Demon"
- "A Real Surreal Deal"
- "This Little Darling Is Niffty"
- "This Little Darling Is Husk"
- "Sir Pentious Fucking Dies"
豆知識[]
- チャーリーの蝶ネクタイには小さな十字架が1つ付いている。これは錬金術におけるSulfur Cross(硫黄の十字架)のシンボルであり、よく"Leviathan Cross"(リヴァイアサンの十字架)や"Satan's Cross"(サンタズクロス:サタンの十字架)と呼ばれる。
- チャーリー、アラスター、ヘルサ、ケイティについては、別の悪魔の姿を持っているようで、短時間の変身や極端な顔の変化で、それが示唆されています。
- VIVZIEのライブ配信#5によれば、パイロット版の原案ではナチス関連のジョークがあったようですが、"そこに話を持っていきたくなかった"のでカットしたとのこと。[2]
- 一部のシーンはクオリティアップのため再編集し作り直される予定です。Ashley Nicholsなどのアニメーターが配信や投稿で、進捗や製作中のものを公開しています。効果音や楽曲も追加や差し替えもされる予定です。ヘルヴァボスの制作陣などの他のアニメーターも最終修正に参加しています。
- 「悪魔は皆 心に虹がある」でチャーリーが投げ捨てた子犬は、絵コンテ作者のペリー・ハルの飼い犬をカートゥーン化したものです。このシーンはハル本人が描いています。
- アラスターが曲で頭蓋骨を蹴っているシーンで、ニフティが後片付けをする姿が観られます。
- チャーリーが完全な悪魔形態になるのは、この話では歌のパートのみです。
- アラスターはサー・ペンシスを倒す際に、自分の血を使っているようで、一瞬手から血を滴り落としたのが観れます。
- 2匹のエッグボーイズが、序盤のシーンでイチャついています。
- 同じカップルが話の後半で、相方の死を嘆き悲しむ姿が観れます。
- 地獄の携帯電話は、Hellphones(ヘルフォン)と呼ぶようです。
- エンジェル・ダストは、地獄で死んだらどうなるかと疑問を呈していますが、明確な答えを出さないまま、冗談として流しています。
- アラスターがハスクをホテルにテレポートさせた際、ハスクのいた部屋も一緒にあらわれて、ホテルの部屋と融合しています。
- Vivの他の作品のキャラ達も、チャーリーを観る観客としてカメオ出演しています。(代表的なのは初期版Blitzo[1] です。)
- Ashleyの配信によれば、クリーンアップ・アーティスト達は、いくつかのシーンの描写に矛盾があることは良く知っていますが、あえてそのままにしています。矛盾を全て直してやり直すと作業力が倍になるためです。
- アラスターが"The punishment is this!"(裁きは…ここだ!)と言っているシーンで、エンジェル・ダストは第4の壁を破り、わざわざ天上の視聴者達の方を見ています。
- アラスターがMagne家の肖像画を見ているシーンで、"Inside"(インサイド)という声が聞こえますが、これは"Inside of Every Demon is a Rainbow"の録音の一部と思われます。
- バギーがエンジェルに、他のオーバーロード達の間でのアラスターの評判を話していた時のイメージ映像で、ハスクとニフティのシルエットが少し見られるが、これは2人の直接登場の伏線になっている。
- パイロット版の公開が10月28日になったのは、その日がVivの誕生日だったからです。[3]
- アラスターが曲中でチャーリーを引き離す前に、鼻を押し付け、頬をつねって、バギーが背景で嫉妬する予定でしたが、これは最終版では変更されました。
- そのほかにもイラストボードでは、アラスターが蹴飛ばしたのはペンキ入りのバケツでしたし、自身の影が出てこなかったり、サー・ペンシスの爆発で吹っ飛ぶのがニフティではなく、元はアラスターだったり、色々と違いがあります。[4]
- サー・ペンシスは、この話で出て来たボックスとヴァレンティノのコピー画像を自撮り投稿で使っています。
- 日本語吹替え版でも、バギーのスペイン語の部分は、オリジナル音声をそのまま使っています。
- Vivziepopの Zoophobia シリーズのHatchet(ハチェット)がカメオ出演しています。チャーリーのホテルオープンの生中継を観る悪魔の群れの中で、動画の9:16の部分です。
- 他にもMarx(マルクス)が10:20。
- Zill(ジル)が11:27にシルエットですが登場しています。
文化的レファレンス[]
- オープニングの影絵のアニメは Lotte Reinigerの作品、特に The Adventures of Prince Achmedを参考にしている。
- 9:06の服のロゴは、Batmanのロゴを元にしている。
- Klub Kaijuのモニターの1つに、1942年のメリー・メロディーズのカートゥーン作品の1つThe Dover Boysのシーンが映されている。
- 偶然かもしれませんが、Vivienneは、ハズビンホテルのクリーンアップアーティストのJosh Palmerが企画したDover Boys Reanimate CollabのDan Backslideのシーンを担当しました。
- このコラボにはGooseworx等も参加しています。
- 偶然かもしれませんが、Vivienneは、ハズビンホテルのクリーンアップアーティストのJosh Palmerが企画したDover Boys Reanimate CollabのDan Backslideのシーンを担当しました。
- "Alastor's Reprise"は、2009年のディズニー映画The Princess and the Frog(邦題:プリンセスと魔法のキス)を元にしているかもしれません。アラスターがチャーリーに30年代風のドレスを着せながら夢を叶えようとする姿は、同映画の悪役のドクター・ファシリエに似ています。
- 曲中アラスターが影の悪魔を暖炉から呼び出す能力も、ドクター・ファシリエの「別世界の友」の力を借りる能力と、酷似しています。
- Razzle and Dazzleのピンクのドーナツの、白いカラーチョコスプレーの模様は、Ctrl+Alt+Delのウェブコミックの悪名高きLOSS minimalistミーム(ギャグ漫画に唐突に流産の話をブチ込んだ。4コマでの人の配置を簡略化し"| || || |_"の記号で表現される。)を元にしています。これはアニメーターのAshley Nicholsが直接仕込みました。[5]
- 666ニュースのサー・ペンシスのシーンは30 Rock の"The Tuxedo Begins"が元になっています。時代遅れの若者の格好をした老人がスケートボードを持って、若者たちに混ざろうとするギャグです。
- Saw のジグソウのパペット人形のビリーが、テレビの観客の中に不明瞭な背景画としてカメオ出演しています。
- ブロードウェイ・ミュージカルの Annie(アニー)を元にしている箇所がいくつかあります。
- チャーリーが"You'll be on easy street!"と歌うシーンでは、ミュージカル版アニーの敵役であるダニエル・"ルースター"・ハニガンとリリー・セント・レジスをモデルにした2人の悪魔が登場します。また、机の上には"Ms.Hannigan"(ミス・ハニガン)と書かれたネームプレートがあります。これらは全て"Easy Street"という曲が由来です。
- アラスターのセリフ"Smile, my dear! You're never fully dressed without one!"の由来は"You're Never Fully Dressed Without a Smile"という曲です。この曲はアラスターの声のモチーフに使われた[6]だけではなく、パイロット版担当声優のGabriel C. Brownが自身のYoutube上で少し歌っています。[7]
- "Bojack"というブランドの薬をエンジェル・ダストが自販機で買っていますが、これはネットフリックス配信のBoJack Horseman「ボージャック・ホースマン」が由来です。
- エンジェルが、エッグボーイを吹っ飛ばす時の音は、セガのメガドライブのゲームSonic the Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)のバネの効果音です。
- 自販機のSquip"ブランドは、ミュージカル Be More Chillで使われる薬が元ネタです。
- ニフティがホテルの壁や天上を掃除しているシーンでは、Homestuck のThe Conditional Immortality Clock(条件付き不死時計)がある。
- 音響デザイナーのKennedy Phillipsによると、バギーとチャーリーがホテルの告知について話し合うシーンでは、Kars4KidsやBeggin' Stripsなどの実在の広告の音が含まれているが、音声をミックスした結果、どこにどの音声が使われているのか分からなくなったとのことです。[8]
- Tim Burton 「ティム・バートン」の映画由来の要素があります。例:
- 地獄の時計塔は、The Nightmare Before Christmas(ナイトメア・ビフォア・クリスマス)のハロウィンタウンの時計塔が元ネタです。
- Beetlejuice(ビートル・ジュース)の主役に似た、黒と白の縞模様のスーツを来た悪魔がいます。
- ビートルジュース由来のネタは、スタジオ観客席のサンドウォームのような悪魔としても見受けられます。
- "Inside of Every Demon is a Rainbow"での、SelinaのネオンサインはBatman Returns(バットマン・リターンズ)が元ネタです。
- Friday the 13th 「13日の金曜日」のJason Voorhees 「ジェイソン」に似た悪魔が登場します。
- 植物の悪魔は、ミュージカルLittle Shop of HorrorsのAudrey II と、VeggieTales の “Larry-Boy and the Rumor Weed”のエピソードのthe Rumor Weedの、両方に似ています。
- The Gross-Up Close-Up trope(グロいリアルな画像でアップする)というThe Ren & Stimpy Show や SpongeBob SquarePantsで有名な手法が、エンジェルの手紙のシーンで使われています。
- アラスターの世界は舞台という発言は、William Shakespeare「ウィリアム・シェイクスピア」の「世界は舞台、全ての男女は単なる役者だ」のセリフが由来と思われたが、Vivziepopは由来はお気に入りのミュージカル映画が由来としており、その作品名は不明瞭である。[9]
- 1953年の映画The Band Wagonの、"That's Entertainment"という曲中のセリフが由来の可能性がある。
- アラスターが召喚した触手の化物は、 H. P. Lovecraftの作品の Great Old Ones の描写に似ている。
- アラスターの歌に、サー・ペンシスが爆破で乱入するシーンでは、The Musicalis Interruptis trope(曲の途中で突然邪魔が入り、曲が中断される手法)が使われています。
- エンジェルとサー・ペンシスの戦いで、背景のレンガの壁の上に、エッグの一匹がいるのは童話のHumpty Dumpty「ハンプティ・ダンプティ」が由来です。
間違い[]
- 最初シーンの地球に日本が無いように見える。
- 倒れたエッグの背中に数字が入っていない。
- チャーリーがスタジオのテーブルに置いた書類が消えている。
- ビッチ発言の後、トムが一瞬消える。
- 息子発言の後、エンジェル・ダストの髪が一部未着色。
- エンジェルがサー・ペンシスを撃つシーンで、3本目の銃から弾丸が発射されていないように見える。
- ホテルへ帰る際、チャーリーの抜いだジャケットが再び現れ、次のシーンでまた消える。
- アラスターがチャーリーと最初に会った際、右手を握手に差し出すが、次のシーンでは左手になっている。
- チャーリーがアラスターに協力の動機を聞く際、セリフと唇の動きが合っていない。
- 海外のカートゥーンは、リップシンク(唇とセリフの同期)していることが多い。
- そのため発音に合わせて、唇を噛んだり、舌を上に付けたりといった口の動作も正確に再現される傾向にある。
- 海外のカートゥーンは、リップシンク(唇とセリフの同期)していることが多い。
- チャーリーがアラスターに命令する際、髪を直すアラスターの上に青いバーが表れる。
- 直後、左側に一瞬ベージュの斑点が表れる。
- アラスターの舌は、シーンによって灰色や赤に変わる。エンジェルに何ができるか聞いた前後が特に分かりやすく、聞く前は赤、聞いた後は灰色になる。
- Vivによると、舌の色がまだ未定なためらしい。
- チャーリーとバギーは、重要な部分(全部)を強調して書いたと言っているが、これは大嘘で、実際には文書のどこも強調(線を太くしたり、下に線を引いたり)はしていない。
- ジャンバラヤ発言時、ハスクの眉の上のハートが消える。
- 光線銃で撃つ所が好きだと言ったエッグボーイは足がなく、その場に浮いて見える。
- エンジェルが潰れた薬の袋を拾う際、指が通常の4本ではなく5本指になる。
- チャーリーがドアを開けた際、アラスターのマイクの目が欠けている。
- ダズルの白紙のクリップボードに、次のシーンでは文字が現れる。
- さらに、文章の動きが、書かれた紙に比べて遅れている。
- サー・ペンシスの縞模様の変人発言の際、一瞬ホテルが消える。
- エッグボーイを吹っ飛ばした際、サー・ペンシスの尻尾の目が消える。
- ロージーの店のひさしのラインがズレている。
- フランクリンの名前を黒いインクで消しているが、絵筆には絵の具が付いていない。
- ×印の2本目の線を書く際、線の位置がズレている。
- 黒と一緒に、赤い線も描かれているが、×印の中央で重ならずに貫通してる。
- フランクリンの名前を黒いインクで消しているが、絵筆には絵の具が付いていない。
- サー・ペンシスの船のスクリーンがドーム型でなく、平らに見える時がある。
- ラズルとダズルはチャーリーのボーディーガードであるが、最初の登場以降、チャーリーの護衛をしていない。
書き起こし[]
- 文字起こしは こちら(日本語吹替版)。
- 英語版はこちら。
ギャラリー[]
動画[]
出典[]
- ↑ 1.0 1.1 Blitzo's cameo in the Pilot (archived)
- ↑ VIVZIE STREEM- MAMBO No -#5 (1:30:30)
- ↑ HuniCast Halloween 2019 Stream
- ↑ Alastor's Repriseの旧バージョン
- ↑ https://twitter.com/AshNicholsArt/status/1189020531325976576
- ↑ https://youtu.be/A_xFbAyafIo
- ↑ https://youtu.be/Ds5c6hZE_e0
- ↑ https://twitter.com/MagusSerling/status/1238199376314392576
- ↑ HAZBIN HOTEL Pilot Cast LIVE Panel(43:35)